静岡県の絶景オススメ紅葉スポット一覧

静岡県おすすめ紅葉スポット一覧

静岡県は、日本の中でも特に紅葉の美しさで知られる場所の一つです。今回は、静岡県内の絶景紅葉スポットをご紹介します。これからの季節、紅葉狩りを計画している方は、ぜひ参考にしてください。

伊東市の紅葉名所

一碧湖


一碧湖は、秋の季節になると美しい紅葉に彩られます。湖畔を歩きながら、紅葉の美しさを堪能することができます。特に早朝の紅葉は、湖面に映る姿が絶景です。伊豆半島の中央に位置する火口湖で、その美しさから「伊豆の瞳」とも呼ばれています。湖の周囲は約4kmのハイキングコースになっており、湖畔の自然を楽しみながら紅葉を見ることができます。例年11月下旬から12月上旬にかけて、黄色系のイチョウやカエデが多く、水面に映る様子はとても美しいです。特に西側には、鮮やかな赤色に染まるモミジが20~30本ほど集まっているエリアがあり、ここは見どころの一つです。

伊豆市での紅葉の楽しみ

天城(昭和の森会館周辺)


天城の昭和の森会館周辺は、紅葉の名所として知られています。特に、紅葉と温泉の組み合わせが楽しめるので、一日中リラックスしながら紅葉狩りを楽しむことができます。

天城の紅葉は、静岡県伊豆市にある天城山とその周辺地域の紅葉のことで、日本を代表する自然美のひとつです。天城山は標高約1,400メートルの複合火山で、日本百名山や富士箱根伊豆国立公園にも指定されています。天城の紅葉は、カエデやヒメシャラ、ブナなどの落葉広葉樹が赤や黄色に色づき、美しい景色を楽しめます。特に八丁池周辺や昭和の森会館周辺、旧天城トンネル周辺などが見どころです。

天城の紅葉は例年11月上旬から下旬にかけて見頃を迎えます。その時期には、道の駅天城越えで紅葉観賞が開催されます。天城の紅葉は小説家・井上靖の小説「天城越え」や歌手・石川さゆりの代表曲「天城越え」にも登場しており、文化的な魅力もあります。井上靖の旧邸は昭和の森会館内にあり、文学館として公開されています。

天城の紅葉を見るためには、伊豆箱根鉄道修善寺駅からバスで約40分、または伊豆急行線伊豆高原駅からバスで約50分で道の駅天城越えに到着します。そこから徒歩やタクシーで各スポットに移動できます。天城の紅葉を写真に収めるなら、八丁池周辺や滑沢渓谷などの水辺がおすすめです。水面に映る紅葉は幻想的な雰囲気を演出します。

修善寺温泉(竹林の小径と修禅寺)

修善寺温泉は、静岡県伊豆市にある歴史ある温泉地です。修善寺温泉の紅葉は、伊豆を代表する名所として知られており、毎年秋には多くの観光客が訪れます。修善寺温泉の紅葉の見どころは、主に「竹林の小径」と「修禅寺」です。

「竹林の小径」は、修善寺温泉街の中心にある散策路で、ミシュラン・グリーンガイドにも掲載された観光名所です1。竹林の緑と紅葉の赤が美しいコントラストを作り出し、絵画のような風景を楽しめます。特に入口付近の紅葉は、青空との三原色が揃って見事です。竹林の小径は通年ライトアップされており、夜には幻想的な雰囲気になります。

「修禅寺」は、温泉名の由来となった寺院で、漢字の表記は異なります。境内には約60本の紅葉があり、お寺ならではの風情が感じられます2。修禅寺の紅葉は、「竹林の小径」や川沿いの紅葉より色づきが早く、11月下旬から12月初頭にかけて見頃を迎えます1。

修善寺温泉の紅葉見頃は例年11月下旬から12月上旬ですが、紅葉時期が微妙に異なるため、必ず最盛期の紅葉に出会えるという魅力があります1。修善寺温泉で紅葉狩りを楽しんだ後は、温泉でゆっくりと癒されるのもおすすめです。

修善寺 自然公園(もみじ林)

修善寺自然公園(もみじ林)の紅葉は、静岡県伊豆市にある美しいスポットです。約1000本のモミジが約1万平方メートルの敷地に群生しており、11月中旬から12月上旬にかけて見頃を迎えます1。赤や黄色に色づいたモミジは、富士山や修善寺温泉とのコントラストが素晴らしく、ライトアップされた夜景も幻想的です。

修善寺自然公園(もみじ林)の紅葉を楽しむには、伊豆箱根鉄道修善寺駅からバスで15分ほどの「梅林口」もしくは「もみじ林前」で下車します3。公園内には修善寺虹の郷や梅林などもあり、四季折々の花や自然を観賞できます3。また、紅葉祭りの期間中には、地元の特産品や飲食物などが販売される露店も出て賑わいます。

修善寺自然公園(もみじ林)の紅葉は、伊豆の秋を代表する風景のひとつです。日本の伝統的な風情と自然の美しさを感じられるスポットとして、ぜひ訪れてみてください。

出会い橋

出会い橋は、静岡県伊豆市にある本谷川と猫越川が合流する場所に架かる2つの橋で、それぞれ「男橋」と「女橋」と呼ばれています。この橋は、夏はホタルの名所として、秋は紅葉の名所として知られています。11月中旬から12月上旬にかけて、橋周辺のカエデやケヤキなどの木々が赤や黄色に色づき、鮮やかな景観が広がります。特に夜は、紅葉ライトアップが行われ、ハート型のモニュメントも美しく照らされます。

出会い橋には、縁結びの伝説もあります。男性は男橋、女性は女橋を渡ると、向こうから来た人が運命の人になると言われています123。また、橋の近くには天城湯ヶ島温泉や天城高原などの観光スポットもあります3。紅葉シーズンには、天城ジオ紅葉トレッキングガイドツアーなどのイベントも開催されます。

滑沢渓谷

滑沢渓谷の紅葉は、伊豆半島ジオパークのジオサイトとしても人気のある美しい渓谷です。天城山を源流とする本谷川と狩野川の支流にあたる滑沢川が、安山岩の一枚岩の間を白布となって流れ、秋の紅葉シーズンにはモミジなどカエデ類の赤や黄色がこの渓流に映える自然美豊かな紅葉スポットとして知られています。

滑沢渓谷には、ハイキングコースが整備されており、渓谷沿いに歩くと、推定樹齢400年と言われる天然記念物「太郎杉」や「竜姿の滝」などが見られます。また、井上靖文学碑の付近や滑沢渓谷入口付近の記念植樹のあたりなども、主な紅葉スポットになっています。紅葉の見頃は場所や木の種類などによっても大きく異なりますが、例年は11月中旬から12月上旬頃にかけてが最も美しい時期です。

滑沢渓谷へのアクセスは、車では道の駅天城越えの駐車場から徒歩15分ほど、バスでは滑沢渓谷下車から徒歩15分ほどです。滑沢渓谷周辺には天城湯ヶ島温泉や出会い橋、河津七滝などもありますので、紅葉めぐりと合わせて楽しむことができます。

修善寺 虹の郷(匠の村 もみじ林)

修善寺 虹の郷(匠の村 もみじ林)の紅葉は、静岡県伊豆市にある花と緑の公園です。ここでは、伊豆最大級の紅葉群生林で、全国的に遅い紅葉が楽しめます。茅葺屋根の古民家が建ち並ぶ匠の村へと続く1ヘクタールの丘陵地には、約1000本のもみじが植えられており、赤や黄色に色づくさまは圧巻です。また、カナダ村やフェアリーガーデンでは、ラクウショウやアメリカフウなどの外国の樹木も黄金色に輝きます。和洋風合わせて約2000本の木々が鮮やかに色づくさまは、まるで外国映画のワンシーンを切り取ったかのような風景を見せます。

修善寺 虹の郷(匠の村 もみじ林)の紅葉は、例年11月中旬から12月中旬にかけて見頃を迎えます。この時期には、イギリス村や伊豆の村、日本庭園の菖蒲ヶ池周辺や匠の村のもみじ林の一部で、もみじのライトアップも行われます。夜になると、幻想的に浮かび上がる色鮮やかな紅葉が楽しめます。現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねください。

修善寺 虹の郷(匠の村 もみじ林)では、紅葉だけでなく、様々な体験や施設も楽しめます。手漉き和紙やドアプレートなどの手作り体験ができる工房や、江戸独楽や木地玩具などの伝統工芸品を見たり買ったりできる店舗、漫画家富永一朗の作品が展示されている漫画館などがあります。また、おそばやうどんなどの軽食が食べられる旬彩茶房「やすらぎ」もあります²。

修善寺 虹の郷(匠の村 もみじ林)は、修善寺温泉からバスで約15分、伊豆急行線修善寺駅からバスで約20分です。入園料は大人1000円、子供500円です。開園時間は9時から17時(ライトアップ期間中は21時まで)です。修善寺 虹の郷(匠の村 もみじ林)は、遅めの紅葉を楽しみたい方におすすめです。

河津町の秋の風物詩

河津七滝

河津七滝は、静岡県賀茂郡河津町にある7つの滝の総称で、河津川の約1.5kmの間に連なっています。河津七滝で最大の「大滝」は全長30m、幅7mほどあり、玄武岩の壁から雄大に流れ落ちています1。個性豊かな7つの滝は見ごたえがあります。

河津七滝の紅葉は例年11月下旬頃から色付き始め、紅葉見ごろは例年11月下旬頃~12月上旬頃です。河津七滝には滝を巡る長さ約850メートルの遊歩道(片道約1時間)があり、紅葉と散策・ウォーキングを楽しむことができます。遊歩道沿いにはモミジやカエデなどの紅葉する木が多く、黄色や赤色に染まった葉が美しいコントラストを作ります。

2022年11月20日 (日)から12月10日 (土)には河津秋まつりが開催され、期間中は毎日なぞなぞウォークラリーが行われます。また、初景滝周辺や旧天城トンネル周辺などがおすすめのビューポイントです。河津川上流には温泉街もあり、観光スポットも楽しめます。

河津七滝の紅葉は、自然の美しさと人間の営みが調和した風景を楽しめるスポットです。静岡県の紅葉名所として人気が高く、多くの観光客が訪れます。

御殿場市の紅葉スポット

秩父宮記念公園

秩父宮記念公園は、静岡県御殿場市にある紅葉の名所です。この公園は、かつて皇族の別邸として使われていた場所で、2003年に一般公開されました。園内には、モミジやカエデなど約200種類の樹木があり、秋には赤や黄色に色づいて美しい景色を見せます。11月下旬から12月上旬が紅葉の見頃の時期で、この時期には紅葉ライトアップやイベントも開催されます。

受付付近や木道沿い、憩いの庭、もみじ園、中門付近などが紅葉の見どころで、中門付近では富士山を背景にした写真が撮れるかもしれません。秩父宮記念公園は、日本の自然と歴史を感じられる魅力的な公園です。

小山町の紅葉の名所

豊門公園

豊門公園の紅葉は、静岡県駿東郡小山町にある公園で、国登録有形文化財の豊門会館や西洋館などのレトロな建築と、約200本のもみじやイチョウなどの色鮮やかな樹木が見事に調和した美しい景観を楽しめます。例年の見頃時期は11月下旬で、公園内の樹木はライトアップされて幻想的な雰囲気に包まれます。また、公園内にはカフェやレストランもあり、紅葉を眺めながら食事や休憩をすることもできます。豊門公園は、JR駿河小山駅からバスで約15分、東名高速御殿場ICから車で約20分というアクセスの良さも魅力です。

沼津市での紅葉狩り

香貫山

香貫山は静岡県沼津市にある標高193メートルの山で、沼津アルプスと呼ばれる連山の一峰です。千本松原や大瀬崎などとともに市のシンボルとして親しまれています。沼津駅から南東約1キロメートルのところにあり、手軽なハイキングコースとして人気があります。

香貫山の紅葉は例年10月中旬頃から色づき始め、11月上旬から12月上旬まで見頃を迎えます。イロハモミジ、イチョウ、ハゼノキ、ドウダンツツジなど自然溢れる中で、色づく時期が少しずつ違うため、長い期間紅葉狩りが楽しめます。秋が深まり、冬が近づくと五重の塔(慰霊平和塔)周辺が赤やオレンジに色濃く染まります。

香貫山の紅葉を見るなら、山全体を眺められるスポットがおすすめです。麓から頂上付近の展望台まで約1時間かかりますが、登山ルートと周遊ルートがあり、行きと帰りでルートを変えれば、山全体の自然を楽しめます。展望台からは沼津市街や富士山などの景色も見られます。

熱海市の紅葉の見どころ

熱海梅園

熱海梅園の紅葉は、日本で最も遅い紅葉として知られています。温暖な気候の影響で、11月下旬から12月にかけて色づく約380本のカエデ類が、園内を赤や黄色に染め上げます。早咲きの梅と紅葉を同時に楽しめることもあり、多くの観光客が訪れます。

熱海梅園は、JR伊東線 来宮駅から徒歩10分の場所にあります。入園料は無料です。園内には韓国家屋や庭園もあり、見どころがたくさんあります。特に園内中央の見晴台からの眺めは絶景です。相模湾や熱海市街を一望できます。

毎年11月中旬から12月上旬にかけては、第36回熱海梅園もみじまつりが開催されます。期間中は16:30から21:00まで紅葉のライトアップが行われます。夜の紅葉は昼間とは違った幻想的な雰囲気があります。また、足湯やジャズ演奏なども楽しめます。

熱海梅園の紅葉は、日本で最も遅い紅葉として知られていますが、その分長く楽しめるという魅力があります。温泉街としても有名な熱海で、紅葉と温泉を満喫してみてはいかがでしょうか。

長泉町の紅葉スポット

駿河平大通り

駿河平大通りの紅葉は、静岡県駿東郡長泉町にある約2.5kmにもわたるイチョウ並木です。例年、11月中旬から下旬にかけて、黄金色に色づくイチョウの葉が見事な景色を作り出します。イチョウ並木の奥には、富士山を見ることもできます。ライトアップや紅葉祭りはありませんが、庭園や神社などのおすすめポイントもあります。

富士宮市の秋の風景

富士山富士宮口五合目及びスカイライン

富士山の紅葉を楽しむなら、富士山富士宮口五合目及びスカイラインがおすすめです。ここでは、標高差によってさまざまな植生と紅葉の景色を見ることができます。例年の見頃は10月上旬から10月下旬までと長く、秋晴れの空に雄大な富士山と色とりどりの紅葉が映えます。

富士山富士宮口五合目は、静岡県富士宮市にある富士山登山の玄関口です。標高は約2400メートルで、4月下旬から11月上旬まで通行できます。ここからは、駿河湾や伊豆半島、南アルプスなどの絶景を眺めることができます。紅葉の時期は、カエデやナナカマドなどの赤や黄金色に染まる木々と、白い雪をかぶった富士山がコントラストをなして美しいです。

富士山スカイラインは、「日本の道百選」にも選ばれているドライブコースです。標高1000メートルから1500メートルのベースルートと、標高1500メートルから2400メートル(新五合目)の登山ルートに分かれています。ベースルートでは、カラマツやウルシなどの黄色い紅葉が楽しめます。登山ルートでは、カエデやイタドリなどの赤い紅葉が楽しめます。また、水ヶ塚公園や二合目などのビューポイントからは、富士山と紅葉のコラボレーションを見ることができます。

富士山富士宮口五合目及びスカイラインの紅葉は、日本有数の紅葉スポットです。秋の行楽にぴったりな場所で、ドライブや登山、写真撮影などを楽しむことができます。

白糸ノ滝

白糸の滝

白糸ノ滝は、静岡県富士宮市にある国の名勝及び天然記念物に指定されている滝です1。崖から絹糸を垂らしたように流れる様子は繊細で美しいです2。秋には、滝の周囲で色鮮やかに紅葉し、白糸ノ滝と紅葉の美しいコントラストが楽しめます。

白糸ノ滝の紅葉の見頃は、例年11月中旬から11月下旬頃です。紅葉の種類はウルシやカエデなどです。ライトアップはありませんが、右岸展望台からは滝と紅葉と富士山が一緒に見える絶景ポイントがあります。

白糸ノ滝へのアクセスは、車の場合は東名高速道路富士ICまたは新東名高速道路新富士ICから西富士道路経由で約30分です。電車の場合はJR身延線富士宮駅から富士急静岡バス白糸の滝行きで約30分で、白糸の滝観光案内所前で下車すぐです。

白糸ノ滝の近くには、音止の滝や丸火自然公園などの観光スポットや、休暇村富士や修善寺温泉街などの温泉宿があります。白糸ノ滝と紅葉を楽しんだ後に、ぜひ立ち寄ってみてください。

田貫湖周辺


田貫湖は静岡県富士宮市にある人造湖で、周囲3.3kmの湖畔にはモミジ、カエデ、ダケカエデ、ナナカマドなどの紅葉が美しく色づきます。田貫湖の紅葉は例年11月上旬から色付き始め、11月中旬から下旬が見頃です。この時期には湖面に映る霊峰富士山と紅葉のコントラストが絶景です。田貫湖には自転車で湖を一周できるサイクリングロードが整備されており、紅葉とサイクリングを楽しむことができます²³。また、湖ではヘラブナ釣りやボート遊びもできます。

田貫湖周辺には休暇村富士や田貫湖キャンプ場などの宿泊施設や温泉地があり、紅葉を満喫することができます。特に田貫湖キャンプ場では、紅葉と星空と富士山を一度に楽しめるという魅力があります。

田貫湖へのアクセスは、電車の場合はJR身延線富士宮駅から休暇村富士行きバスで45分、車の場合は新東名高速道路新富士ICや東名高速道路富士ICからR139号線を朝霧高原方面へ途中標識に従って約45分です。駐車場は200台分ありますが、紅葉シーズンは混雑するので早めに行くことをおすすめします。

富士市の紅葉の名所

富士山スカイライン二合目

富士山は日本の象徴として、多くの人々に親しまれています。その富士山の南麓には、富士山スカイラインという通行料無料の山岳道路があります。この道路は、富士宮市から御殿場市までの周遊区間と、富士山二合目付近から五合目までの登山区間があります。標高差があることから、長期間にわたって紅葉を楽しむことができます。

富士山スカイライン二合目は、紅葉の見どころのひとつです。ここには、水ヶ塚駐車場という大きな駐車場があります。この駐車場からは、富士山自然休養林の遊歩道コースが出発します。遊歩道を歩くと、腰切塚展望台という見晴らしの良い場所にたどり着きます。ここからは、富士山の広大な原生林と色づく紅葉を眺めることができます。

富士山スカイライン二合目の紅葉は、例年10月上旬頃に色付き始め、10月中旬から11月上旬頃にかけて見頃となります。紅葉する木は、カラマツやウルシ、カエデなどです。黄色や赤やオレンジなど、さまざまな色彩が富士山を彩ります。晴れた日には、青空と白い雲とのコントラストも美しいです。

丸火自然公園

丸火自然公園の紅葉は、富士山の南西部にある自然林の公園で、毎年11月下旬から12月上旬にかけて見頃を迎えます。公園は、富士山から流れ出た溶岩流の上にあり、溶岩洞穴や溶岩樹型など、自然が生み出した神秘的な景観も楽しめます。園内には、万葉集に因んだ100種以上の植物が植えられた万葉コースや、冒険心をくすぐる冒険コースなどの遊歩道があり、紅葉と一緒に多様な植物や動物も観察できます。

また、展望台やアスレチック、バーベキュー場やキャンプ場なども完備されており、家族や仲間と一緒に楽しむことができます2。丸火自然公園の紅葉は、富士山の大自然を堪能しつつ、心まで染みる美しさを感じられるスポットです。

須津川渓谷

静岡県富士市にある須津川渓谷は、愛鷹山系随一の自然美を誇る渓谷です。落差21メートルの大棚の滝は、夏でも非常に冷たく、川の上空を横切る須津渓谷橋からの眺めも絶景です。また、キャンプ場や遊歩道も整備され、春の新緑や秋の紅葉シーズンには、多くの人の目を楽しませてくれます。

この渓谷は、紅葉の名所としても有名です。11月下旬から12月上旬にかけては、赤・橙・黄・緑と色とりどりの木々が渓谷に映えて、まるで絵画のような美しさです。特に須津渓谷橋から見る紅葉は圧巻で、両側ともピカイチです。また、キャンプ場内では落葉が空気を赤く染めるかのように景色全体を色づかせています。雨上がりのしっとりした紅葉もおすすめです。

須津川渓谷へは、JR東海道線吉原駅から岳南鉄道線で須津駅へ行き、そこから徒歩約1時間40分で到着します。また、国道1号富士由比バイパス富士東インターチェンジから車で約25分で着きます。駐車場はいくつかありますが、紅葉シーズンは混み合うことがありますので、早めに行くことをお勧めします。周辺にはレストランやお土産屋さんもありますが、自然をいつまでも守るためにゴミは必ず持ち帰りましょう。

須津川渓谷は、自然豊かな渓谷で紅葉を楽しむことができる素晴らしいスポットです。都会の喧噪を忘れて、清流のせせらぎと紅葉の色彩に癒やされてみませんか?この秋は、須津川渓谷へ足を運んでみてください。きっと感動することでしょう。

中央公園

静岡県富士市にある中央公園は、富士山を眺めながら四季折々の自然を感じることができる公園です。特に秋には、様々な種類の木々が色づき、美しい紅葉を楽しむことができます。紅葉の見頃は10月中旬から11月中旬で、池に映る富士山と紅葉のコントラストが絶景です。

中央公園は富士市の中枢に発展しようとする地区内に位置し、市役所からも近くアクセスしやすいです。駐車場は川を挟んだ向かい側にあり、無料で利用できます。公園内にはトイレや遊歩道も整備されており、散策にも最適です。

公園は大きく分けて2つのエリアに分かれています。一つはロゼシアターを中心としたバラ園エリアで、約200品種1800株ものバラを見ることができます。バラは春と秋に見頃を迎え、色とりどりの花が咲き誇ります。バラのアーチの間から見える富士山も素敵です。

もう一つは橋を渡った公園エリアで、池や噴水、けやきやモミジなどの木々があります。このエリアでは紅葉が目立ちます。池に映る富士山と紅葉の景色はまさに絶景で、写真好きな方にもおすすめです。池の周りにはベンチや芝生もあり、ゆっくりと休憩することもできます。

中央公園は「富士を映す緑と水の市民公園」というテーマのもと作られた公園で、市民の憩いの場として親しまれています。季節ごとにさまざまなイベントも開催されており、楽しみ方は無限大です。秋には紅葉を楽しむことができる素敵なスポットです。ぜひ一度訪れてみてください。

富士岡銀杏地蔵尊

富士岡銀杏地蔵尊は、富士市富士岡にある地蔵堂です。ここには、樹齢600年以上といわれる大銀杏があります。この大銀杏は、静岡県の天然記念物にも指定されています。秋になると、この大銀杏の葉が黄色に色づき、美しい紅葉を見せます。見ごろは12月上旬です2。

富士岡銀杏地蔵尊は、岳南鉄道富士岡駅から徒歩で10分ほどの場所にあります3。周辺には、丸火自然公園や須津川渓谷などの紅葉の名所もあります。富士市の秋の風物詩として、多くの人々が訪れます。

静岡市の紅葉の楽しみ

井川湖

井川湖の紅葉は、静岡県静岡市葵区にある人造湖です。井川五郎ダムの建設に伴って1957年に造られました。周囲約10kmの湖畔には、コナラ、クヌギ、カエデなどの樹木が生い茂り、10月下旬から11月下旬にかけて色鮮やかな紅葉を見ることができます。

井川湖の紅葉の見どころは、湖面に映る紅葉と南アルプスの大パノラマです。湖内を運航する井川湖渡船からは、水面と空に広がる紅葉のグラデーションを楽しめます。また、湖畔には鉄道の廃線敷を利用した遊歩道「廃線小路」があり、散策しながら紅葉を眺めることができます2。さらに、湖に架かる「井川大橋」や「夢の吊り橋」からは、高さとスリルを味わいながら紅葉を観賞できます。

井川湖の紅葉は、例年11月中旬頃が見頃とされています。しかし、気候や標高によって色づきの時期や状況は変わりますので、事前に問い合わせ先や公式サイトなどで最新の情報を確認することをおすすめします。また、井川湖周辺は道路が狭くて渋滞しやすいため、公共交通機関や早朝・平日などの混雑を避ける時間帯を選んで訪れることも大切です。

井川湖の紅葉は、自然と人工の調和が美しいスポットです。静岡県の秋の風物詩として、ぜひ一度訪れてみてください。

梅ヶ島温泉

梅ヶ島温泉は、静岡県静岡市葵区にある安倍川上流の山間の温泉地で、開湯1700年の歴史を誇ります。美肌効果が高いと言われる硫黄泉や、豊かな自然に囲まれた日帰り浴場などがあります。梅ヶ島温泉は、紅葉の名所としても人気が高く、例年10月下旬から11月下旬にかけて見頃を迎えます。多くの種類のカエデが生えており、秋には温泉周辺を散策しながら壮大な滝と鮮やかに色付いた紅葉のコラボレーションを楽しむことができます。

近くには「日本の滝百選」にも選ばれた「安倍の大滝」や、細く3段に落ちる「三段の滝」、その他「恋ヶ滝」「赤水の滝」「宝月の滝」など、それぞれ趣の異なる数多くの滝が点在しています。赤水の滝に限り、11月上旬から中旬にかけてライトアップされます。梅ヶ島温泉に向かう道中も紅葉を楽しみながらのドライブが魅力です。

また、サイクリングやトレッキングなどのアクティビティも楽しめます。秋には梅ヶ島温泉郷まつりが開催されます。地元の特産品や食べ物などが販売されたり、ステージイベントや花火などが行われたりします。

畑薙第一ダム周辺

畑薙第一ダムは、静岡県静岡市葵区にある中空重力式コンクリートダムで、その高さは世界一です。このダムは南アルプスの主脈に近く、赤石岳や荒川岳などの登山口としても利用されています。ダムを囲む山々は秋になると美しい紅葉に彩られ、湖面に映る景色は圧倒的な錦絵のようです。例年、10月下旬から11月上旬頃が紅葉の見頃となります。

畑薙第一ダム周辺には、市営の温泉宿泊施設・南アルプス赤石温泉白樺荘があります。ここでは、紅葉と日帰り温泉を楽しむことができます。また、ダムから沼平ゲートまでの舗装林道を歩くと、畑薙大吊り橋まで行くことができます。この吊り橋からは、南アルプスの山々を一望できます。

川根本町の紅葉スポット

寸又峡

寸又峡の紅葉は、静岡県榛原郡川根本町にある渓谷で、エメラルドグリーンの川面と紅葉のコントラストが美しいスポットです。 寸又峡では、例年10月下旬から11月下旬にかけて紅葉を楽しむことができますが、2022年は気温の高めの日が多かった影響で、平年より少し遅れ気味と言われていました。

寸又峡の紅葉の見どころは、長さ90m、高さ8mにかかる「夢のつり橋」からの眺めです。 橋の上からは、サクラやカエデ、ケヤキなどが鮮やかに色づいた絶景を楽しめます。 また、夢のつり橋や飛龍橋をめぐる遊歩道コースも整備されており、約90分で周遊できます。 寸又峡には温泉街もあり、紅葉狩りの後には温泉で癒されることもできます。

寸又峡の紅葉は人気が高く、トップシーズンの土日は混雑することが予想されます。 駐車場は有料で300台分ありますが、満車になる可能性があります。 公共交通機関を利用する場合は、大井川鉄道本線千頭駅から大井川鉄道バス寸又峡温泉行きで40分、終点下車、徒歩30分です。 いずれにしても早めに出発することをおすすめします。

寸又峡の紅葉は、日本有数の絶景スポットとして知られています。 この秋、ぜひ一度訪れてみてください。

接岨峡

接岨峡の紅葉は、静岡県榛原郡川根本町にある大井川の渓谷です。井川ダムから下流10kmにわたって続く渓谷の両側には、原始林の紅葉が美しく色づきます。紅葉の見頃は、10月下旬から11月下旬までで、県内でも人気の高い紅葉スポットです。

接岨峡の紅葉を楽しむ方法はいくつかありますが、おすすめは大井川鐵道井川線に乗って、渓谷を走る列車から眺める方法です。井川線は日本唯一のアプト式列車で、急勾配やカーブを登り降りしながら、絶景を見せてくれます。特に、高さ71mの関の沢鉄橋や、湖上に浮かぶ奥大井湖上駅は見逃せません。

また、接岨峡温泉駅から徒歩で散策することもできます。接岨峡温泉駅周辺には、「南アルプス接岨大吊橋」や「八橋小道ラブ・ロマンス・ロード」という橋の景観に恵まれた遊歩道があります。八橋小道では、8つの橋を渡って「若宮神社」と「こだま石神社」を参拝すると、恋愛成就や安産などのご利益があると言われています。

接岨峡の紅葉は、自然と歴史とロマンスが溢れる魅力的なスポットです。ぜひ一度訪れてみてください。

藤枝市の秋の風物詩

滝ノ谷不動峡

滝ノ谷不動峡は、静岡県藤枝市の瀬戸川の上流にある峡谷で、紅葉の名所として知られています。不動峡一帯は、11月下旬から12月上旬頃には真っ赤に染まり、特に不動明王像が奉られている磨崖仏周辺やもみじ広場は見応えがあります。吊橋や石畳の遊歩道、水車小屋、東屋なども整備され、秋の紅葉の時期にはハイキングスポットとして人気です。

2022年11月27日 (日)にはもみじまつりが開催され、地元で採れる新鮮な農産物が販売されたり、太鼓演奏などのイベントが行われたりします。紅葉に包まれる渓谷と清流を眺めながら、藤枝の秋の味覚を味わえるということです。現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

島田市の紅葉の名所

千葉山ハイキングコース

まず、千葉山ハイキングコースは静岡県島田市にある千葉山の周辺を歩くコースで、約8000本のドウダンツツジが自生するどうだん原という群生地が見どころです。ドウダンツツジは春に白い花を咲かせ、秋には真っ赤に紅葉するため、季節ごとに美しい景色を楽しめます。例年の紅葉の見頃は10月末から11月下旬までとなっています。

次に、千葉山ハイキングコースのおすすめのルートを紹介します。島田ゆめ・みらいパークの駐車場から階段を登り、伊太丁仏参道という石仏が並ぶ参道を歩きます2。この参道は歩きやすく、小さなお子さんやご年配の方でも楽しめます。参道から右手に分岐する道を進むと、約1kmでどうだん原に到着します。どうだん原ではドウダンツツジの紅葉だけでなく、島田市の町並みや遠くに富士山も見える絶景が広がります。どうだん原にはベンチやトイレもあり、のんびり休憩することができます。

さらに、千葉山ハイキングコースにはどうだん原以外にも見所があります。どうだん原からさらに進むとスカイペンションどうだんという施設があり、ここではテラス席から島田市の市街地を一望しながら食事することができます。また、千葉山智満寺という1200年前に開創された由緒正しいお寺もあります 。ここでは奥の院や国の天然記念物の十本杉などが見られますが、登山者の入山は禁止されているため注意が必要です 。

浜松市の紅葉スポット

白倉峡

白倉峡

白倉峡は、静岡県浜松市天竜区にある天竜川の支流白倉川の上流5kmに広がる渓谷です。遠州随一の紅葉の名所として知られており、渓谷沿いには全長1kmの遊歩道が整備されています。遊歩道を歩くと、滝や渓流、奇岩などの自然の景観と、モミジやツタなどの紅葉が見事に調和した風景が楽しめます。紅葉の見頃は11月中旬から下旬で、毎年この時期には白倉峡もみじまつりが開催されます。まつりでは、多くの人で賑わいます。

白倉峡へのアクセスは、公共交通機関では西鹿島駅からバスで約65分、車では東名浜松ICから約80分です。駐車場はありますが、台数が少ないので注意が必要です。また、冬季は積雪や凍結のため通行止めになることがあります。最新の情報は天竜区役所や静岡県観光協会のホームページで確認してください。

白倉峡は、紅葉だけでなく新緑や滝涼みなど四季折々の魅力があるスポットです。自然豊かな白倉峡で、心身ともにリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

県立森林公園

静岡県立森林公園

紅葉の美しさに魅了される人々が多く訪れる静岡県立森林公園。この公園は、浜松市浜北区にあり、自然の地形を活かした遊歩道や芝生の広場、長さ150mの迫力ある吊橋などがあります。紅葉の時期は、10月下旬から12月上旬にかけてで、モミジバフウやイロハカエデなどが赤や黄色に色づき、マユミやヤマボウシなどがピンク色の実をつけます。紅葉の種類や色合いは、公園内の案内板やパンフレットで確認できます。

紅葉の見頃は、11月下旬です。この時期には、公園内のかえでの道を進んだ先のうぐいす谷親水広場で、水面に映る紅葉が見られます。この風景は、秋の風情を感じさせる絶景です。ただし、休日は混雑することが予想されるので、平日に訪れることをおすすめします。混雑状況は、公園の[公式サイト]で確認できます。

紅葉を楽しむ方法は、人それぞれですが、私は晴れた日に頭上に広がる紅葉を見て季節を感じながらウォーキングをすることが好きです。公園内には、約5kmの遊歩道があり、散策に最適です。また、南・北展望台からは、公園全体や遠くの富士山などが見渡せます。展望台からの景色は必見です。

明神峡

静岡県浜松市天竜区にある明神峡は、北遠一の紅葉の名所として有名です。気田川沿いに約5キロメートルにわたって広がる渓谷は、断崖絶壁や巨岩が迫力満点の景観を作り出しています。秋になると、カエデやケヤキ、ブナなどの落葉広葉樹が赤や黄色に色づき、清流とのコントラストが目を引きます。渓谷の上流から下流にかけて色合いが変化する様子は、まるで絵画のようです。

明神峡の紅葉を楽しむ方法はいくつかあります。渓谷沿いに整備された遊歩道を散策すると、紅葉の美しさを間近で感じることができます。遊歩道は全長約3キロメートルで、所要時間は約1時間半です。途中には展望台や吊り橋などもあります。また、渓流釣りも人気のアクティビティです。気田川はアマゴやヤマメなどの魚が豊富に生息しており、釣り人にとっては格好のフィールドです。釣りをしながら紅葉を眺めるのも一興です。さらに、明神峡周辺には温泉施設も充実しています。天竜川沿いにある「明神峡温泉」や「明神峡温泉ホテル」では、露天風呂から紅葉を見ることができます。温泉で疲れを癒しながら、秋の風情を満喫しましょう。

明神峡の紅葉を見る際には、交通アクセスや駐車場の状況などを事前に確認することが大切です。明神峡へは、浜松駅からバスで約1時間半かかります。バス停から遊歩道入口までは徒歩で約15分です。また、車で行く場合は、無料駐車場がありますが、台数に限りがあります。特に見頃の時期は混雑することが予想されるので、早めに行くか、公共交通機関を利用することをおすすめします。

鳥羽山公園

鳥羽山公園紅葉

鳥羽山公園は、静岡県浜松市天竜区にある公園で、徳川家康が二俣城を攻めたときに本陣を構えた場所です。国指定史跡「鳥羽山城址」としても知られています。公園内には曲輪、虎口、枡形門大手道などの遺構が残されており、歴史ファンにもおすすめです。

鳥羽山公園の見どころは、標高108mの展望台から見える紅葉と景色です。展望台からは、モミジやイチョウなどの色づいた木々とともに、天竜川や遠州平野が一望できます。秋の空気に清々しさを感じながら、遠くまで広がる雄大な風景を楽しむことができます。

鳥羽山公園の紅葉の見頃は、例年11月下旬から12月上旬頃です。現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。紅葉イベントでは、ライトアップや紅葉祭りなどが行われることがあります。

鳥羽山公園へのアクセスは、遠鉄西鹿島駅より遠鉄バス二俣山東行で約10分「鳥羽山公園入口」下車するか、新東名浜松浜北ICより車で約10分です。駐車場は180台分あります。公園の開園時間は24時間で、入園料は無料です。

二俣城址 城山公園

二俣城跡・二俣城址

二俣城址 城山公園は、静岡県浜松市天竜区にある歴史と自然の豊かな公園です。この公園は、戦国時代に徳川家康が武田信玄と争った二俣城の跡地にあり、本丸や天守台などの遺構が今も残っています。国の史跡に指定されているこの公園は、春は桜、秋は紅葉の名所としても知られています。

秋に訪れると、イロハモミジやイチョウなどの樹木が色づき、赤や黄色に染まった葉が城跡を彩ります。例年、11月下旬から12月上旬にかけてが紅葉の見頃となります。夕暮れ時には、ライトアップされた紅葉が幻想的な雰囲気を醸し出します。紅葉祭りなどのイベントも開催されることがありますが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止や変更になる可能性がありますので、事前に確認してください。

この公園へは、天竜浜名湖鉄道「二俣本町駅」から徒歩約10分で行けます。駐車場もありますが、台数に限りがあります。紅葉の時期は混雑することが予想されるので、公共交通機関を利用することをおすすめします。

二俣城址 城山公園は、歴史と自然の両方を楽しめる素敵なスポットです。紅葉の美しさに感動すること間違いなしです。ぜひ一度足を運んでみてください。

浜松城公園

浜松城・浜松城公園

浜松城公園の紅葉は、静岡県浜松市の中心部にある歴史的な公園です。浜松城は、徳川家康が築いた城で、現在は天守閣が復元されています。公園には日本庭園や中央芝生広場などがあり、市民の憩いの場となっています。秋には、カエデ、モミジ、イチョウなどの紅葉が園内を彩り、天守閣とのコントラストが美しい光景を見せます。

浜松城公園の紅葉の見頃は、例年11月下旬から12月中旬にかけてです。その期間には、日本庭園内のモミジや竹道がライトアップされて、幻想的な雰囲気を楽しめます。また、11月27日には地元のコーヒーショップが集まる「Hamamatsu Local Coffee Fes」のイベントも開催されます。

浜松城公園の紅葉は、浜松駅からバスで約5分、徒歩で約20分で行けます。公園駐車場は昼前後に満車になりやすいので、公共交通機関を利用することをおすすめします。入園料は大人200円、小中学生100円です。

浜松城公園の紅葉は、歴史と自然が調和した魅力的なスポットです。秋のお出かけにぜひ訪れてみてください。

方広寺

方広寺・奥山半僧坊

静岡県浜松市北区にある方広寺は、臨済宗の大本山で、国重要文化財の釈迦三尊像や五百羅漢などの見どころがたくさんあります。しかし、秋になると、もう一つの魅力が増します。それは、美しい紅葉です。

方広寺の紅葉は、例年11月中旬から12月上旬にかけて見頃を迎えます。境内には、赤や黄色に色づくモミジやイチョウなどが約300本植えられており、静かな雰囲気の中で楽しめます。特に、表参道の鳥居周辺や亀背橋周辺は、紅葉のトンネルや絨毯のようになり、圧巻です。

また、紅葉シーズンには、「夜間特別拝観 紅葉のゆうべ」というイベントも開催されます。この期間中は、境内の紅葉がライトアップされ、幽玄な美しさを醸し出します。さらに、通常非公開の開山堂も開放され、絵画のような紅葉も見ることができます。

方広寺へは、JR浜松駅からバスで約60分で行くことができます。また、車で行く場合は、東名高速道路 浜松いなさI.C.から約30分です。入場料は大人500円、小中学生300円です。拝観時間は9時から16時までですが、「夜間特別拝観 紅葉のゆうべ」の期間中は17時から20時まで延長されます。

方広寺の紅葉は、歴史と自然が織りなす秋の風物詩です。深い緑に包まれた境内で、森林浴をしながら散策したり、坐禅や写経などの体験もできます。また、季節ごとに内容が変わる精進料理も味わえます。秋の一日をゆっくりと過ごしたい方におすすめのスポットです。

龍潭寺

龍潭寺

静岡県浜松市北区にある龍潭寺は、室町時代に妙心寺の高僧が創建した臨済宗妙心寺派の寺院です。井伊直虎の弟・次郎法師ともゆかりがある歴史ある寺院で、庭園は国指定の名勝にもなっています。

龍潭寺の庭園は、花崗岩山塊を利用した露岩庭園と呼ばれる独特の造りになっています。山の斜面に沿って築かれた庭園は、大小さまざまな岩や池、滝、橋などが配置されており、自然と一体化した風景を楽しめます。

紅葉の時期は、11月中旬から下旬にかけて見頃となります。ドウダンツツジやモミジなどが赤や黄色に色づき、庭園全体が美しい彩りに包まれます。夜にはライトアップも行われ、幻想的な雰囲気を味わえます。

龍潭寺へは、浜松駅からバスで約40分、または車で約30分で行けます。周辺には、直虎ゆかりの地や温泉などの観光スポットもあります。

森町の紅葉の楽しみ

大洞院

静岡県周智郡森町にある大洞院は、曹洞宗の名刹であり、幕末の侠客「森の石松」の墓があることで知られています。この寺院には、二祖の恕仲禅師にまつわる伝説が多く残っており、消えずの灯明や身代わり観音などが見どころです。しかし、大洞院の最大の魅力は、紅葉の美しさです。境内に多く植えられたモミジが色づくことで、紅や黄色のコントラストが素晴らしい景色を作り出します。

見頃の時期は11月中旬から12月上旬頃で、毎年11月23日には「紅葉まつり」が開催されます。この日には、石松汁の無料配布やオカリナ演奏、馬頭観音のご開帳、紅葉のライトアップなどが行われます。大洞院は、静岡県西部の隠れた紅葉スポットとして、訪れる価値があります。

遠江国一宮 小國神社宮川

小國神社

静岡県にある遠江国一宮 小國神社は、大己貴命(おおなむちのみこと)を主祭神とする古くからの歴史を持つ神社です。この神社は、縁結びや子授け、商売繁盛などのご利益があるとされており、多くの参拝者が訪れます。しかし、小國神社の魅力はそれだけではありません。秋になると、境内に植えられた約1000本のモミジが色づき、宮川沿いに美しい紅葉が広がります。この紅葉は、静岡県の紅葉名所としても知られており、見逃せません。

小國神社の紅葉は、例年11月下旬から12月上旬にかけて見頃を迎えます。この時期には、宮川沿いの遊歩道が紅葉鑑賞コースとして整備され、参拝者や観光客が楽しめます。遊歩道からは、モミジの赤や黄色が映える宮川や、朱色の鳥居や橋などが見えます。また、夕方からはライトアップが行われ、幻想的な雰囲気に包まれます。ライトアップは毎日17時から20時まで開催されており、紅葉祭りも同時に開催されます。紅葉祭りでは、地元の食べ物や特産品などが販売されたり、音楽やダンスなどのイベントが行われたりします。

小國神社の門前には、ことまち横丁とことまち夢小径という商店街があります。ここでは、地元のお茶やスイーツなどを味わうことができます。おすすめは、小國茶を使ったソフトクリームやパフェです。また、お土産には、小國茶や小國饅頭などが人気です。商店街には、小國神社にちなんだキャラクター「ことまる」のグッズも販売されています。

袋井市の紅葉スポット

法多山尊永寺

法多山・もみじまつり

法多山尊永寺は、静岡県袋井市にある高野山真言宗別格本山の寺院で、遠州三山の一つです。本尊は聖観音(正観世音菩薩、厄除観世音)で、厄除け観音として知られています。厄除だんごが名物となっており、紅葉の時期には厄除栗だんごやみたらしだんごなどの期間限定商品も販売されています。

法多山尊永寺の紅葉は、11月下旬から12月上旬にかけて見頃を迎えます。約3000本のモミジやカエデなどが色づき、境内全体が赤や黄色に染まります。本堂からの景色は爽快で、遠くに富士山や駿河湾を望むことができます。また、紅葉まつりの期間中にはライトアップも行われ、夜間には幻想的な光景を楽しむことができます。

法多山尊永寺へのアクセスは、JR愛野駅から徒歩約30分か、東名袋井I.Cまたは掛川I.Cから車で約15分から20分です。駐車場は周辺に有料であり、料金は100円から500円です。駐車場から寺院までは坂道を登る必要がありますが、途中にはお土産屋や飲食店があります。

目の霊山 油山寺

油山寺紅葉

目の霊山 油山寺は、静岡県袋井市村松にある真言宗智山派の寺院で、遠州三山の一つです。本尊は薬師如来で、目や足腰にご利益があると信仰されています。紅葉の名所としても有名で、境内には約1000本のカエデが植えられています。

目の霊山 油山寺の紅葉は、例年11月上旬から12月上旬にかけて見頃を迎えます。色鮮やかなモミジが山門をくぐると目に飛び込んできます。整えられた庭園とのコラボレーションも見事です。また、天然記念物の御霊スギや三重の塔など、歴史的な建造物や文化財も見どころです。

目の霊山 油山寺では、紅葉シーズンに合わせて様々なイベントも開催されます。例えば、遠州三山風鈴まつりでは、風鈴や提灯が境内に飾られ、涼しげな音色や幻想的な光景を楽しめます。また、ライトアップも行われ、夜間には紅葉が幻想的に照らされます。

秋葉総本殿 可睡斎

可睡斎紅葉

秋葉総本殿 可睡斎は、静岡県袋井市久能にある曹洞宗の仏教寺院です。山号は萬松山(ばんしょうざん)。本尊は聖観音(しょうかんのん)。寺紋は丸に三つ葵である。江戸時代には「東海大僧録」として三河国、遠江国、駿河国、伊豆国の曹洞宗寺院を支配下に収め、関三刹と同等の権威を持った。遠州三山の一つです。

可睡斎は、徳川家康との故事により「可睡斎」と称され、秋葉の火伏として信仰を集める秋葉総本殿三尺坊大権現を祀る禅道場です。家康が可睡斎を訪れた際に、居眠りをしていた和尚に目覚まされたことがあります。その時に家康が「可睡(かすい)」という言葉を発したことから、この寺院は「可睡斎」と呼ばれるようになりました。

秋葉総本殿 可睡斎の紅葉は、日本の古い寺社仏閣に映える紅葉の鮮やかさ、奥深さは世界に誇れるものです。約1000本のもみじが境内諸堂との調和が素晴らしく、荘厳な読経の声を聞きながらゆっくり散策できます。朝・昼・夕方・夜と時間帯によっても紅葉の表情が変わり、見る人の豊かな感性を刺激する秋の風物詩です。

秋葉総本殿 可睡斎では、11月下旬から12月初旬にかけて遠州三山紅葉ご利益めぐりを開催しています。訪れた皆様にご利益がありますようにと、約3500本の紅葉が出迎えてくれます。また、花より団子というあなたのために、遠州三山それぞれが工夫を凝らした期間限定スイーツを用意してお待ちしています。

三島市の紅葉の名所

三嶋大社

静岡県三島市にある三嶋大社は、伊豆国一の宮として古くから多くの人々の信仰を集める神社です。境内には、樹齢1200年以上と推定されるキンモクセイがあり、国の天然記念物に指定されています。9月には、甘い香りを放ち、毎年「木犀の夕」というイベントが開催されます。

しかし、三嶋大社の魅力はそれだけではありません。11月になると、境内に植えられた約120本のイチョウが黄色に色づき、一面が黄葉に染まります。この光景は、まさに「黄金の絨毯」と呼ぶにふさわしい美しさです。日中は太陽の光を受けて輝き、夕方はライトアップされて幻想的な雰囲気を醸し出します。

三嶋大社へは、三島駅から徒歩約15分で行くことができます。また、近くには楽寿園や玉澤妙法華寺などもあり、紅葉を楽しむことができます。

玉澤妙法華寺

玉澤妙法華寺の紅葉は、三島市の市街地から箱根山麓に入り、人里離れた自然の中に佇む古刹で見ることができます。玉澤妙法華寺は、日蓮宗の本山で、鎌倉時代に日昭上人が開いた寺院です。境内には、百間塀と呼ばれる長い塀があり、春は桜、秋は紅葉の名所として知られています。また、表・中・奥の壮大な庭園には四季折々の花が咲き誇り、美しい景色を楽しむことができます。

宝物殿には、重要文化財の絹本著色日蓮上人像をはじめ数多くの寺宝が展示されています。玉澤妙法華寺の紅葉の見頃は、例年11月下旬から12月上旬頃です。真っ赤に染まったモミジが広い境内を彩り、参拝に訪れた人たちの目を楽しませてくれます。玉澤妙法華寺の紅葉は、自然と歴史と文化が調和した素晴らしい風景を見せてくれる場所です。

三島市立公園 楽寿園

三島市にある楽寿園は、紅葉の名所として知られています。楽寿園は、明治時代に三島大神宮の神官であった小林一三が建てた別荘を中心とした公園・動物園で、日本庭園や西洋庭園、池や滝などがあります。楽寿園では、毎年11月中旬から徐々に色づき始める約1,000本のモミジやイチョウなどの紅葉を楽しむことができます。

楽寿園の紅葉の見頃は、11月下旬から12月上旬です。特に楽寿館前の園路や正門付近は、赤や黄色に染まった紅葉が見事です。楽寿館は、小林一三が建てた別荘で、現在は博物館として公開されています。楽寿館から見える紅葉は、まるで絵画のように美しいです。

楽寿園では、紅葉とともに菊まつりも開催されます。菊まつりは、楽寿園開園当初から続く伝統的なイベントで、毎年10月30日から11月30日までの約1カ月間に渡り、約6,000鉢の菊を使った造形芸術が展示されます。菊まつりでは、毎年テーマに沿った造園が行われ、菊の花を使った人物像や動物像などが見られます。菊まつりは、日本最大級の菊の祭典として有名です。

楽寿園へは、JR東海道新幹線・東海道本線・御殿場線「三島駅」から徒歩15分かタクシー5分で行くことができます。入園料は大人500円、小中学生200円です。駐車場はありませんが、近隣に有料駐車場があります。

楽寿園の紅葉は、静岡県を代表する秋の風物詩です。菊まつりと合わせて訪れると、より一層楽しめるでしょう。ぜひ一度足を運んでみてください。

桜川沿い 菰池公園~白滝公園

菰池公園は、住宅地にある小さな公園ですが、広々とした池があります。池の周りにはモミジやイチョウなどの樹木が植えられており、11月下旬から12月上旬にかけて紅葉が見頃になります。池の水面に映る紅葉や、水辺を散策するカルガモの姿が風情を感じさせます。菰池公園は、真菰(まこも)がたくさん育っていたことから名付けられたそうで、現在も池にはスイレンやハスなどの水草が生えています。

白滝公園は、三島駅と三嶋大社の中間に位置する公園です。ここでは、約1万年前の富士山の噴火で流れ出した三島溶岩が見られます。溶岩の隙間から湧き出す水は、白滝と呼ばれる小さな滝を作っています。白滝公園では、10月下旬から11月中旬にかけて紅葉が見頃になります。溶岩と紅葉のコントラストや、清涼感あふれる湧水の様子が魅力的です。

菰池公園と白滝公園を結ぶ桜川沿いも、紅葉の名所として知られています。桜川は、三島市街地を流れる人工的な水路で、農業用水や生活用水として利用されてきました。桜川沿いには、あじさいや桜などの花木が植えられており、四季折々の景色を楽しむことができます。秋には、桜川の両岸にモミジやイチョウが色づき、川面に映る紅葉が美しい光景を作り出します。

注意点

静岡県の紅葉スポットは、多くの人々が訪れるため、混雑が予想されます。事前に混雑情報をチェックし、早めの訪問を心がけると良いでしょう。また、紅葉の見頃は天候や気温によって変わるため、事前に情報を確認することをおすすめします。

結論
静岡県は、紅葉の美しさで知られる場所の一つです。この秋、紅葉狩りを計画している方は、静岡県の絶景紅葉スポットをぜひ訪れてみてください。紅葉の美しさと、それぞれの場所の魅力を堪能することができるでしょう。

※この記事は、静岡県の紅葉スポットを紹介するものです。紅葉の見頃や混雑情報など、詳しい情報は各スポットの公式サイトなどで確認してください。

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